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2019.05.30

「カレー」と「夜の散歩」で人が繋がる文脈をつくる|せっちん丸さん

せっちん丸

夜の散歩を愛し年150皿のカレーを食べるフリーランスWeb編集者

りゅな

自称イラストレーター。4コマ漫画「#職場天気予報」配信中

はじめまして、りゅなです。

ついこの間、会社を辞めて、イラストレーターを目指して日々奮闘しています。

今回、未経験の私が、たまたまTwitterのTLに流れてきた、「SPOTWRITEリリース企画」に参加し、せっちん丸さんにインタビューをしてきました。

そもそもSPOTWRITEって何なの?

取材したい人と、取材されたい人を繋ぐマッチングメディアLOOKMEを運営している会社ヒトコトが、リリースしたメディア。

LOOKMEで繋がった人のインタビュー記事を載せるためのサイトがSPOTWRITEです。

趣旨は、世の中に埋もれてる、実はすごい人にスポットライトを当てて、多くの人に知ってもらうこと。
そこで今回、メディアリリースにあたって、記念すべき最初のインタビューとしてスポットライトを当てたのが、せっちん丸さん。

せっちん丸さん

LOOKME登録者の中で、「カレーが好き」という共通点を持っていたせっちん丸さんに声を掛けたところ、快くOKをしてくれたので、今回の取材が実現しました。

カレー好きな方はもちろん、居場所作りや人と人を繋ぐことに興味がある方にも読んでいただきたい内容となっています。

それでは、インタビューへ!

プロフィール
せっちん丸(本名:大久保 志朗)
1991年、岐阜県下呂市生まれの28歳。リラクゼーションサロン企業、Webコンサルティング企業を経てフリーランスとして独立。企業のWebメディアの編集やコンテンツを通じたマーケティング支援の仕事をする傍ら、年間150皿以上のカレーを食べたり、友達の家に出張してカレーを作るなど、筋金入りのカレー好き。みんなで夜の街を散歩する会「#夜歩く会」の仕掛け人。
https://twitter.com/OKB460

カレーを通じて人と繋がり、人を繋げるWeb系フリーランス

りゅな:せっちん丸さんはカレーがお好きとのことでしたが、お仕事もカレー屋さんなんですか?

せっちん丸:いいえ、本業はフリーランスで企業向けにWebメディアのお手伝いの仕事をやっています。カレーは完全に趣味ですね。

りゅな:そうなんですね!Webメディアのお手伝いって具体的にはどのようなお仕事を?

せっちん丸:企業の運営するWebメディアで、どんな内容のコンテンツを発信したら求めているユーザーに届くのかを考える仕事ですね。今回のりゅなさんみたいにインタビュー取材に行ったり、記事を書いて編集する毎日を送っています。

りゅな:なるほど!記事を通じて、人と人とを繋げるような仕事ということですね。

せっちん丸:その通り。そして、その傍らで、取材帰りにカレー屋さんを巡ったり、友達の家に出張カレーを作りに行ったりしてます。カレーは年150皿くらいは食べてますね。

りゅな:150皿!!それはすごい!一年の3分の1以上はカレーってことですね!

せっちん丸さん作のグリーンカレー

りゅな:カレーはいつ頃から好きになったんですか?

せっちん丸:大学3年の時にインドを旅した時の経験が大きいです。世界遺産だと思って間違えて入ったモスクが、まさかの炊き出しをやっていて、そこで現地人に混じって食べたカレーに衝撃を受けました。

りゅな:モスクの炊き出し…そんなに美味しかったんですか?

せっちん丸:炊き出しをいただいた中すごく恐縮だったんですけど、正直、マズかったです(笑)。

りゅな:まさかの!!(笑)


せっちん丸:でも、それまでルウで食べてたカレーとはまったく違う、見たことないシャッバシャバのカレーで、「なんだこれは!?」と衝撃を受けました。これをきっかけにカレーに興味を持ちましたね。

インドで食べた衝撃のカレー

りゅな:インドでの衝撃が原体験だったんですね…。よく行くお店とかはあるんですか?

せっちん丸:南青山にある「タカノハ」というお店は、世界で一番好きなカレーを食べられるお店ですね。昔の勤務先のそばにあって、合計50回以上は行ってると思います。

りゅな:50回はすごい!どんなところに魅力を感じてるんですか?

せっちん丸:カリビアンカレーっていう少し不思議な、スパイシーなのにコク深いカレーがあって、それが最高なんです。あと、店主さんがすごくにこやかな方で、彼に会いに行っていると言っても過言ではないほど大好きです。

りゅな:人もカレーも素敵だとは…通わない手はないですね!その頃からせっちん丸さんもカレー作りをされてたんですか?

せっちん丸:いいえ、この頃は自炊すら全然してなかったです。家では毎日シリアル食べてました。ハチミツかけて(笑)。

りゅな:シリアル、楽ですもんね(笑)。いったいどんなきっかけでカレーを作るように?

せっちん丸:友達のシェアハウスのカレーパーティーに行ったことですね。カレー好きの住人しかいないシェアハウスがあって、そこで本業が飲食業ではないアマチュアが作った「マスタードカレー」「納豆カレー」の美味しさに感動して、「僕も作りたい!!」って思って。翌日さっそく上野までスパイス買いにいきました(笑)。

りゅな:マスタードに納豆はすごい…!そして翌日スパイス買いに行く行動力!

せっちん丸:スパイスを買ってからは試行錯誤の連続ですね。元々もやし炒めくらいしか作れなかったので、ひたすら彼女や友達に作ってはフィードバックをもらって、色んなお店を食べ歩いての繰り返しでした。

彼女さんと友達の家にカレー出張した時の写真

りゅな:カレーの腕を磨くためにたくさんの努力を重ねてきたんですね。

せっちん丸:カレーを作ること自体も楽しかったんですけど、カレー関連の投稿をSNSで発信したり会った人に話していったら「一緒にカレー食べに行こうよ!」「うちにも作りにきて!」という声がかかるようになったのが何より嬉しかったですね。

りゅな:カレーによって新しい出会いに恵まれたと。

せっちん丸:そうですね。食べること、作ること、両方発信したことで楽しい出会いがたくさん生まれました。

りゅな:特に印象的だったカレーを通じての出会いはありますか?

せっちん丸:「6curry」っていうちょっと変わったカレー屋さんがあるんですけど、ひょんなことからそこの商品開発メンバーになったことですね。僕みたいな初心者から、元カレー屋店長さん、カレーの大会で優勝した猛者まで、あらゆる人が集まってみんなで新しいカレーを開発した経験はすごく刺激的でした。

6curryでの商品開発の様子

りゅな:商品開発まで!可能性がどんどん広がってますね。

せっちん丸:本当に嬉しい限りです。6curryは会員制の実店舗を持ってて、よく通ってるんですけど、特徴としてカレーを食べることが目的ではなく、集まった人同士の交流がメインになってるんです。まるでスパイスを混ぜ合わせるみたいに、色んなバックグラウンドの人と出会うことができて、これまた楽しいですね。

りゅな:今までにないタイプのカレー屋さんなんですね。私も行ってみたい!

人と人とが出会うための散歩コミュニティ「#夜歩く会」

りゅな:せっちん丸さんはカレーを通じて色んな人と出会ってきましたが、他にも何か人と人を繋げる取り組みなどはやってるんですか?


せっちん丸:「#夜歩く会」っていうその名の通り、夜集まってみんなで散歩するだけの会をやってます。

#夜歩く会 ではこんな感じに歩いています

りゅな:夜の散歩!「夜のピクニック」みたいでなんだか楽しそうですね!

せっちん丸:そうですね!もうなんやかんや3年くらいやってます。これまで7回やってきて、だいたい毎回5~15人くらい参加してくれてますね。

りゅな:長く続けられてるんですね!元々どうやって始まったんですか?

せっちん丸:大学時代の友達で平野くんって子がいるんですけど、彼となんとなくビール片手に外苑前から代々木公園までを散歩をしたのが始まりでした。思った以上に夜に散歩するのって楽しくて、どうせやるなら、色んな友達を呼んでやろうぜ、と。楽しいことってみんなでやると、もっと楽しくなるじゃないですか。

りゅな:わぁ、東京にいたらぜひとも参加してみたい!

せっちん丸:ぜひぜひ!あと、これは後付けなんですけど、自分含む同世代を見ていて、社会人になると案外新しい友達って作りにくいなぁって課題感が前からあって、それに対しての打ち手として、人と人とが出会う場所を作ってるってのもあります。

りゅな:たしかに。特に地方から出てくるとそうですよね…。

せっちん丸:僕も地方から出てきた勢だったので、よくわかります。SNSを使えば人と繋がれるという意見もあるけど、それって案外ハードルが高い。だから、インターネットで出会った人もリアルの友達も気軽に参加できるような場作りを目指して、「夜の散歩」というやり方をとっています。

りゅな:どうしてまた、飲み会とかではなく夜の散歩という形にしたんですか?

せっちん丸:単純に散歩が好きなのと、基本的に誰でも参加できるからですね。散歩っていう日常の中でよくあるシチュエーションも、夜に仲間と歩くというだけで、非日常的な「冒険」になると思っています。言い方はクサいんですけど(笑)。

りゅな:たしかに、いつもの道も時間や一緒に歩く人によって大きく見え方が変わりそうですね!

せっちん丸:そうなんです!フォトジェニックな風景やわかりやすいアトラクションがなくても、そこに集まる人との会話や、何でもない街の落書き、なんでもないやりとりがコンテンツになるんです。

りゅな:なるほど。居酒屋での飲み会とかより相手の人となりがわかりそうですね!

せっちん丸:相手の意外な着眼点がわかったり、仕事の話やそうでない話もけっこう深くできるんですよ。接待とか会食も個室居酒屋じゃなくて、夜歩きながらやればいいのにって思ってます。「#夜歩く会食」的な(笑)。

りゅな:それは新しくて面白そうですね!(笑)。

どうして人と人とが出会う文脈を作り続けるのか?

せっちん丸さん主催「GW予定がない人たちでだらだらする会」の様子

りゅな:せっちん丸さんはカレーや #夜歩く会 のように、人と人とが出会う場所作りにすごく力を入れてますよね。そもそもの話にはなるのですが、どうしてそういった活動をするようになったんですか?

せっちん丸:僕、基本的に寂しがりやなんですよ(笑)。誰かと楽しい瞬間を過ごしていないと暗い気持ちになってしまう。だから、人が楽しめるような仕組みや居場所、「文脈」を作り続けることで、自分自身が一番楽しんで、安心しているといった感じです。

りゅな:文脈を作る…。本業のWebメディアの仕事にも通じるところがありそうですね!

せっちん丸:そうですね!人と人とが繋がるための方法を追究するためにWebメディアの仕事をしていると言っても過言ではありません。公私ともに、しかるべき人と人とが繋がって、新しい「予感」のようなものが生まれる瞬間を見るのが好きなんです。死ぬまでにそんな瞬間をいくつ生み出すかが、自分の人生の意味であり価値なんだと思っています。

りゅな:せっちん丸さん、今日はありがとうございました!!いつかカレーを食べて、#夜歩く会 に参加させてください!

せっちん丸:もちろんです!いつでもジョイナスです〜!!!

編集後記

「人と会うのが好き。友達が増えるのが嬉しい。」

と、話してくれたせっちん丸さん。こういう言葉が口からスッと出る人は、強いし、かっこいいなと思います。

今回のインタビューを通して、「人と出会う事の大切さ」と同時に、「予感に飛び込むことで世界が変わる」ことを学ばせていただきました。

せっちん丸さんは、カレーを皮切りに、たくさんの人と出会って、自分をアップデートしていきました。そして、今は人と人を繋げようとしています。

私もせっちん丸さんの様に、点と点を繋げて、世界を楽しい方向に進められるといいなと思います。

…さてさて、私には何ができるかな!

プロフィール

りゅな
イラストレーター目指して奮闘中の23歳女子。大分出身、大学は島根、就職を機に名古屋へ。ぼっち生活を続けている中、メンタリストDaigoのニコニコ動画コミュニティの仲間に出会い、「環境が人を作る・変化させること」を実感。自分の強み「イラストを描く」を使って、世の中にちょっかいを出し続けています。Twitterにて、職場であった出来事を4コマ漫画「#職場天気予報」で発信中。
https://twitter.com/ryuna_16

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