SPOTWRITE > グルメ > 就活生が始めた就活マッチングサービス「モツマッチ」
2019.05.30

就活生が始めた就活マッチングサービス「モツマッチ」

犬飼恭乃介

福岡県在住。学生と社会人をつなげるサービス「モツマッチ」を制作中

大島渉

カメラマンとライターになりたい福岡の大学生。名前はショウです

「モツマッチ」この言葉に聞き覚えはあるでしょうか?

モツマッチとは、福岡の学生の福岡の学生による福岡の学生のための就活マッチングサービスです。学生と企業の方が一つのもつ鍋を囲んで、ざっくばらんに就活、キャリアについてフラットに語り合う場を提供するサービス。しかも、学生はもつ鍋を無料で食べることができ、学生目線で考えられています。そんなサービスを作ったのは、なんと現役大学生「犬飼恭乃介」さん。彼が歩んできた大学生活は、いわゆる「普通」の大学生とは、一味違うようです。

どうしてそんな大学生活を送っているのか。そこから生まれた、「モツマッチ」の開発秘話に迫ります。

――こんにちは! 犬飼さんとお話ができることを楽しみにしていました。よろしくお願いします!!

こちらこそよろしくお願いします!

――早くモツマッチについてお話が聞きたいところですが、その前に、犬飼さんがどんな学生生活を送ってきたかを教えて頂けますか?

大学1年生の頃からインターンシップに行きまくっていました。実際に始めたのは5月からなんですが、探し始めたのはまだ大学にも入っていない3月という、人よりかなり早いスタートを切っていました。そうしたのも、あるコンプレックスがあったからです。

高校生の頃、県内で指折りの進学校に通っていたのですが、大学受験に失敗してしまって、同級生はきらきらした大学生活を送っているのに、自分は一年浪人し、さらに、志望校にも行けなかった。その遅れを取り返すためには、何か高校の優秀な友達に「負けないこと」ができたらいいなと思って、インターンを始めました。

――なるほど。コンプレックスから始まったんですね~。

それでは、実際にどんなインターンシップをしたのかを教えて頂けますか?

全部で四社のインターンシップをしたのですが、その中のいくつかを紹介させていただきます。

一つ目の会社は、「ブレスカンパニー」という企業向けの採用支援をしている会社でした。そして、自分たちは、イベントを行い、学生を集めるという活動を主にしていました。この中で、「シャチョリバ」という企画があって、これが後のモツマッチに大きく影響を与えることになりました。

シャチョリバでは、座談会のような形で社長と学生の歓談の場を作っていました。しかし、この企画は、学生が受け身になってしまい、もう少し、学生と企業の距離が近くなるような仕組みが作れたらなと思っていました。

(ブレスカンパニーでのインターンにおける集大成の企画。キングコングの西野さんの講演会を開いた時の写真)

――シャチョリバって面白いですね! その次はどんな会社に行かれたんですか?

次に行ったのが、「Cultiate」という携帯電話の訪問販売をする会社での飛び込み営業インターンでした。

このインターンに行ったのは、完全に「営業」を学びたくて、大学卒業までに一定の営業スキルを身につけたかったからです。訪問販売というのは、はじめ不信感を持たれることから始まって、たまに警察を呼ばれたり、悪徳業者と間違えられたりして、「あれ以上にきついことはないな」と思うほどでした。

このインターンを経験することにより、営業の基礎能力は身についたと思います。しかし、もともとある商品を使って、用意された原稿に沿って営業をしていたことに対して、「本当にそれでいいのかな?」と違和感を感じ始めました。

「頼まれて売りに行くよりも、自分で売りたいという商品を作って、それを売りに行ったほうが楽しい」

そう思って新規事業を始めました。

――ここからいよいよモツマッチの話になるんですね!!

はい! そうです! まずは、モツマッチの誕生秘話から行きます!

先ほどお話したシャチョリバは企業さんに営業をかけて、開催の度に参加学生を紹介などで募集していました。しかし、よくよく考えてみると、企業と学生が会える流れが円滑になる方法があるのではないか!?とひらめきました。

シャチョリバでは、「企業(社長)と学生のマッチング」

マッチングサービスをするんだったら、食と組み合わせたいな…。

食だったらやっぱ肉でしょ!

福岡で肉と言ったら「モツ」

モツでマッチング、モツでマッチング…。

「モツマッチ!!?」

という流れでモツマッチが生まれました(笑)

――モツマッチの誕生秘話めちゃくちゃ面白いですね!

そんなモツマッチ、どのような目的でされているんですか?

大前提として、企業と学生のマッチングというのがあるのですが、自分は一浪しているので、今の自分の同級生の子がみんな就活をしているんですね。その友達が「就活大変なんよな」と悩んでいる姿をたくさん見てきました。僕の周りだけではなく、福岡の学生全員そうなんやろうなと思って、そういう困っている人たちのために何かしたいという想いでモツマッチを創りました。

はじめは小規模でも、まずは僕の周りの人から「就活楽しい!」と思ってくれるように、これから取り組んでいこうと思っています。

――ありがとうございます。それでは最後に「これからのモツマッチ」について熱く語って頂けますか?

一つ目は、「福岡の学生を関東関西に負けんぐらい情報強者にしたい」です。地方の学生は、関東関西に比べて情報格差が激しい。それが原因で就活失敗している人も多いです。

そのため、「キャリア県福岡」と言われるぐらいに、情報がたくさん集まり、優秀な学生が集まっていったら良いなと思っています。

そのために、モツマッチを就活の「スタートライン」にしてもらいたいと思っています。モツマッチに行ってみて、社会人としゃべるの意外とおもろいやん!と思ってもらうことで、ほかのイベントに行ってみるなど、自分で就活に関して危機感を持ってもらいたいです。そして、さらには、「就活楽しい!」と思ってもらうことを目指しています。

二つ目は、数値目標です。7月までに、「学生登録者300名」「企業数15社」を目指しています。もちろん、これは中期目標ですので、最終目標は無限大ですが。(笑)

大手の就活サイトと並んで、さらに、大手より超えるぐらい、福岡の学生が大学に入ったら全員登録するぐらい就活生にとって当たり前のサービスになったら最高だなと思っています。

――ものすごく素敵なサービスなので、ぜひたくさんの方に使っていただきたいですね!

我々としても、モツマッチを応援していきたいのですが、今その目標を実現するために、必要とされていることは何ですか?

今、僕に必要なのは、「仲間」です。今は基本的に一人で活動しているので、広がりに限界があります。モツマッチを一人でも多くの福岡の学生に伝えるための広報、営業を一緒に創り上げてくれる方を募集しています。モツマッチにはこれという正解がないので、キャリア県福岡のために一緒に楽しめる仲間を募集しています。

――ありがとうございました。福岡の学生にぜひぜひモツマッチを登録してほしいですね!

福岡の学生のための就活マッチングサービス「モツマッチ」。学生はもつ鍋を無料で食べられて、さらに企業の方と直接フラットな場でお話しすることができる。今までの福岡にはなかった就活の形。悩んでいる就活生のためにと、同じ学生だからこそ生まれたアイデアだと思います。このサービスで幸せになる人が一人でも増えたらいいなと思います。

【詳細】

URL:http://tobiraba.mods.jp/2019/04/05/motsumatch/

Twitter:https://twitter.com/motsu_match

ちばまゆpeople_frame.png

スキルを全開放したパラレルワーカー・ちばまゆさんが語る、人やキャリアのつなぎ方

ライフスタイル

橋本ナオキpeople_frame.png

「当たり前と思っていたことを、疑ってもいい。」人気漫画家が語る、脱サラから書籍化までの小さな積み重ねとは。

アート・カルチャー

Tenpeople_frame.png

障害、病気、さまざまな事情を抱え、それでも自分らしく生きるために。「Ledesone」Tenさんと大川弘晃さんの挑戦

インターネット・コンピュータ

ヤマネハルキpeople_frame.png

「寂しい日も楽しめる日にしてほしい」添い寝サービス“rainy”代表ハルキさんの願い

ビジネス

犬飼恭乃介people_frame.png

就活生が始めた就活マッチングサービス「モツマッチ」

グルメ

Amika Yamadapeople_frame.png

好きなことで、生きていく。動物愛護に向き合い続けたNPO法人「KATZOC」代表・Amikaさんの8年

NPO・団体

ほっしーpeople_frame.png

「うつ病になっても人生詰むわけじゃない」諦めている人に伝えたい、メンタルハッカーのメッセージ

健康・医療

ホリプーpeople_frame.png

やりたいことを仕事にし続ける人生には、何が必要か?〜「守りながら攻めていく」。アートディレクター・漫画家ホリプーさんへ、駆け出し大学生からの相談話

アート・カルチャー